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本・ガジェット好きのラーニング・ジャーナル

【本の紹介1】『これで読書ノートが続く!本を探す・読む・活かすを効率的 にするKindle×Evernote読書術』 小田 やかた(著)

 

 この本は、自分の読書ライフをバージョンアップさせるのにとても参考になりました。本書では、「本を探して、読んで、読書ノートにして、活かす」という一連の流れが、わかりやすく整理されています。

 

自分が特に取り入れたいなと思ったのは、次の3つです。

 

1つ目が、本の整理に関すること。


 「ジャンル」×「テーマ」で整理するというものです。ジャンルでの分類には、日本十進分類法を利用します。今までは、我流でいろいろと本を整理してみたものの、いつも2~3ヶ月もすると混沌とした状態になってしまっていました。しかし、「日本十進分類法」という図書館でも利用されている整理方法であれば、ある程度明確な基準ができるので、「この本どこにしまおうかな?とりあえず、ここでいいか?→だんだん収拾がつかなくなる。」というのが少なくなりそうです。

 

2つ目が、読書ノートの作り方。


 まとめ方のレベルを3段階に分けていて、最初は、ハイライトの引用のみ、次がハイライト+簡単なレビューを作成、最後がそれらに加えて、自分で設定した項目についてのまとめを入れるというものです。

 

 著者が設定している項目というのは、次の5項目です。

  • 行動しようと思った内容
  • 新たに得た内容(視点・概念・考え方・知識・情報)
  • 再確認・再認識した内容(視点・概念・考え方・知識・情報)
  • 自分とは異なる意見・考え方
  • 話のネタになる内容

 

 自分もしばらくこの項目で整理し、少しずつオリジナルなものにしていこうと思っています。本の内容により、この本は、1段階のみでいいかなとか、この本は3段階目まで残しておきたいなという軽重もつけられるのもいいですね。

 

 Kindleの場合、ハイライト(マーカーでチェックする感じのものです。)をつけると、Kindleメモとハイライトというページでハイライトの一覧が見れるので、とても便利です。(本によっては、ハイライトの数などに制限があるようです。)

 

3つ目が、読書ノートを育てるということです。


 今まで読書ノートは数冊分作ってみたものの、結局見返すこともせず、そのまま終了というのを幾度となく繰り返してきました。ここで紹介されているように、作った読書ノートを見返す仕組み作りは大切ですね。作った読書ノートは、新たにコメントを加えるなどし、読書ノートを育てていくというコンセプトがとてもいいなと思いました。

 このブログの記事も、修正したり、追記したり、育てていくという感じで作成していきたいなと思っています。