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本・ガジェット好きのラーニング・ジャーナル

【本の紹介4】1年でTOEIC985点&英検1級! 中学レベルの僕が「読むだけ勉強法」で英語をペラペラ話せるようになった! 黒坂 岳央(著)

 

 

 本書は、「読むだけ勉強法」を実践し、英語を武器に成功を収めている黒坂さんによる英語の勉強法の本です。

 最初に少しだけ自分の英語に対するスタンス?を書きたいと思います。

 自分にとって、英語って、今の仕事にすごく必要なわけではないけど、ちょっとした時に使えると助かることもあるし、興味があることでも、英語の記事になるとなんとなくスルーしちゃってそれでもまああまり困らない感じだけど、やっぱり読めるといいかなあという思いもあったりで、やっぱりきちんとできるようになりたいなあと思う微妙な科目です。

 そんな思いをいだきながら今まで来ちゃいましたが、次女が英検2級を受けることになり、勉強しているのを見ると、改めて自分もちょっとやってみようかなと思ったりもしました。でも、なかなか時間取れないし…などといろいろな理由をつけて後回しになってしまっていました。

自分が英語に対して持っているなんか微妙な感覚伝わりましたか?
自分以外にもこういう方がいらっしゃるとちょっと安心するのですが…
もしいらっしゃったら、一緒に英語の勉強がんばりましょう!

 そんな中、やっぱりこれではいけないと思い、何かやる気になりそうな本を読もうと思って読み始めたのが本書です。

結論から言うと、読んで正解でした。

 

 英語の勉強方法に関しては、最近のスピーキング重視の傾向には自分もなんか違和感があって、やっぱり英語はリーディングじゃない?と思っていたのですが、「読むだけ勉強法」はまさに自分の考えと同じでした。

 自分の場合は、実践が伴っていない外野的な考えでしたが、黒岩さんは、それを実践しTOEIC985点&英検1級を取得されたそうです。すごいですね。

 

「読むだけ勉強法」は、単語→文法→長文読解の順にテキストを繰り返していくだけです。

 

 概略は下のような感じです。詳しくは本書を読んでみてください。すごく参考になります。

 

まずは、英単語。
①『速読英単語(1)必修編 [改訂第6版]』(著・風早 寛/刊・Z会
②『速読英熟語』(著・温井 史朗/監修・岡田 賢三/刊・Z会)の2冊を3ヶ月でマスター。

 

速読英単語 必修編[改訂第7版] (Z会文章の中で覚える大学受験英単語シリーズ)

速読英単語 必修編[改訂第7版] (Z会文章の中で覚える大学受験英単語シリーズ)

  • 作者:風早 寛
  • 発売日: 2019/03/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

速読英熟語

速読英熟語

  • 作者:岡田 賢三
  • 発売日: 2000/03/15
  • メディア: 単行本
 

 

速読英熟語CD (<CD>)

速読英熟語CD (<CD>)

 

 

次は、文法。
①『総合英語 Evergreen』(編著・墺 タカユキ/著・川崎 芳人、久保田 廣美、高田 有現、高橋 克美、土屋 満明、Guy Fisher、山田 光/編者・鈴木 希明/刊・いいずな書店)
②『全解説 頻出英文法・語法問題1000[増補改訂版]』(編著・瓜生 豊、篠田 重晃/刊・桐原書店
の2冊を繰り返す。

 

 

全解説頻出英文法・語法問題1000 (大学受験スーパーゼミ)
 

 
最後に、長文読解。
STEP1 語彙力をさらに強化しながら長文を読む
①『英検準1級 文で覚える単熟語』(刊・旺文社)
②『英検1級 文で覚える単熟語』(刊・旺文社)

 

【CD付】 英検準1級 文で覚える単熟語 三訂版 (旺文社英検書)

【CD付】 英検準1級 文で覚える単熟語 三訂版 (旺文社英検書)

  • 発売日: 2013/03/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

  

【CD付】 英検1級 文で覚える単熟語 三訂版 (旺文社英検書)

【CD付】 英検1級 文で覚える単熟語 三訂版 (旺文社英検書)

  • 発売日: 2013/03/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 
STEP2 レベル別語彙制限本を楽しむ
おすすめは「ラダーシリーズ」と「ピアソン・イングリッシュ・リーダーズ

STEP3 日本人向けの英字新聞・英語ニュースサイトで情報を得る

STEP4 専門書を読む


 そこで、早速、『速読英単語』を買っちゃいました。
 まずは、速読英単語に載っている70の文章を読み込み英単語を覚えていきたいと思います。少しやった感じとしては、英文の内容も面白いのでなかなかいい感じです。

 

引用ベスト3

やりたい人、1万人。始める人、100人。続ける人、1人。

 

1つだけお伝えしたいことがあります。それは、「鉄は熱い内に打て」という言葉です。これを言うと、多くの方は「気持ちが熱いうちに始めてください」という意味だととらえると思います。しかし、私が言いたいのは、「冷める前に打ち終えてください」 ということなのです。

 この視点は自分にはありませんでした。確かに冷める前に打ち終えれば、終わったことが成功体験やモチベーションとなり、新たに次のステップに進めますね。「読むだけ勉強法」の進み方がハードな理由の1つですね。

 

英語の力は、1日、2日勉強したくらいで身につくものではないですよね。「読むだけ勉強法」は、成長速度の速いメソッドですが、最初に立てた目標に到達するには、少なくとも1年はかかると思ってください。